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リンクの冒険

ファミコンミニの「リンクの冒険」を購入した。ディスクシステム版の完全移植。
ゼルダを最初にやろうと思っていたが、売っていなかったのでこちらを買った。
プレイするのは初めてである。

鬼のような難易度

3日程かけてクリアした。3日というと大したことのないように聞こえるが、すごい達成感が出るゲームである。
どうしてそういう達成感が生まれるのかというと、とてつもない難易度のゲームだったからである。
あのスーパーマリオブラザーズ2、初代魔界村に匹敵する。

残機数3の状態で開始。
レベルというものがあり、経験値をためてレベルが上がると体力、魔力、攻撃力のいずれかをアップさせることが出来る。
敵を倒して経験値をためるのだが、レベルアップ前に敵にやられると経験値が0に戻される。
また、体力、魔力、攻撃力の3つ全部を上げて本当のレベルアップとなり、それで初めてその状態がセーブされる。
いずれかをアップさせた状態でセーブしても、また経験値0になって最初のレベルに戻される。

弱いザコ敵だとなかなか経験値がたまらないので、強い敵に挑むのだが、その敵が強い強い。
ただ剣をふってるだけでは攻撃が当たらない。
敵は盾を構えて、そのガードも上段、下段とあり格闘ゲーム並。
リンクも上段突き、下段突き、ジャンプ斬りなどたくさんのアクションがある、
敵の動きを読んで仕留めなければならない。
これはアクションRPGではなくアクションだ。

池に落ちたら即死扱い。弱いザコ敵にぶつかって池に落ちることもよくある。
敵の攻撃を全て避けるのは不可能に近いので、いかにダメージを少なくして戦うかがポイント。
シールドというダメージ軽減の魔法は強い敵の時は毎回使っていた。
MPが切れると、弱いザコ敵を狩ってMP稼ぎ。時間はかかるが完全の状態にする。焦って進めば死ぬ。

3つの能力をアップさせてレベルがあがった時はほっとする。もう死んで大丈夫。

神殿

目的は最初から決まっていて、神殿を6つクリアして大神殿をクリアすること。
スタート地点から各神殿には割とすぐ行けるようになっている。
ただし大神殿までの道のりは険しい。
大神殿でゲームオーバーになった場合は、大神殿の最初から再スタートできるような親切設計になっている。
親切といってもそうしてくれないと理不尽だ。
大神殿は広すぎる。地図書かないと覚えきれない。すみません、迷子になったので攻略サイト見てしまいました。
ラスボスもハメ技を使わないと凡人では勝てないと書いてあった。
管理人さんでさえ、ハメ技使わずに勝った試しがないとか。

セーブデータにはコンテニュー回数が表示されていて、033となっていた。約100人のリンクが死んだようだ。

昔のゲーム

ファミコン時代のゲームは、難しいゲームが多いと思うが、難しいのではなくて当時はそれが標準だったのかもしれない。
ドラクエ2のロンダルキアの洞窟、FF3のクリスタルタワーなど、難しくて長いことで有名だが、 当時は難しいとは思わずにクリアしていったと思う。
ただ、ゲームは1日1時間のように時間の束縛があったので、クリスタルタワーは何度も攻略しなかった。
準備を整えて一回目で一気にラスボスまでいった。宝箱を回収して戻るというような暇はなかった。戻ってて死んだら話にならん。

最近のゲームはぬるいゲームが多い。低レベルクリアなど、こっちから何か制限をつけないと難しくならない。
製作者側からとると、途中で投げられると困るから保守的になってるのだろうか。
ゲームは楽しむものという意見なら、ぬるくても構わない。しかし、達成感が出るという点においては難しいゲームじゃないと生まれないと思う。
このリンクの冒険をやってみて久しぶりに味わった。
こういう達成感が出たのは他に
・マリオ2でD-4をクリアした時
・FF3のくらやみのくもを倒した時
・ロマサガのサルーインを倒した時
・マリオカートで1分を切った時
・ゼルダ ムジュラの仮面をクリアした時
・初代魔界村をクリアした時
・FFXのシンを倒した時
等がある。