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スーパーマリオブラザーズ2
2005/10/07
遂にファミコンミニ「スーパーマリオブラザーズ2」のD-4をクリアし終わった。
残り一機でクリアするという劇的な終わり方だった。
このマリオ2はディスクシステムで発売されたもののアドバンス移植版。
ファミコン生誕20周年記念ということで発売されたようだ。
このファミコンミニシリーズはすごく売れてるらしく、売り切ればかりだった。よってオークションで購入。
通常価格より少し高かったがまぁ仕方ない。今見たらその時よりもっと高くなってる。プレミア物か。
リメイクではなく、画面や音がそのまんまの移植。これが嬉しい。
スーパーファミコンのリメイク版「スーパーマリオコレクション」では操作感が違うし、
どこでもコンテニューできるしぬる過ぎた。
やはりリメイクはオリジナルを超えられない。
昔々、ディスクシステムと同時に買ったソフトがこの「マリオ2」。
ディスクカードにはA面とB面があり、最初A面には「マリオ2」、B面には「ツインビー」を入れてた。
遊び倒した後、「仮面ライダー」や「ウルトラマン」などのソフトに書き換えてしまうが、
最後にまた「マリオ2」に書き換えて遊び倒したという思い入れのあるゲームだ。
ネットで調べてみると、マリオ2は大変難しいという意見がある。
どうやらソフトにも「FOR SUPER PLAYERS」と書かれていたようだ。子供は英語は読まれへんって。
なるほどねー、これは難しいゲームだったのか。
遊び倒す程やったので、慣れてしまって標準になってしまった。
自分のゲームの腕はこれで磨かれたのかも。
このゲームは8−4をクリアしてピーチ姫を助けると、タイトル画面に☆マークが一つ追加される。
そして8つ星がたまると、パラレルワールドへと進めるようになる。
パラレルワールドはA-1〜D-4まであり、通常ステージ以上の難易度。
確かに難しいゲームである、がクリアするのはそう難しくない。
実はこのマリオ2、一番最初のステージから無限UPできるのである。1−1でもA−1でも。
これはあまりにも有名。そういう意図で作られたのだろう。
ということで、粘ればいつかはクリアできる。100機以上死なない限り。
(無限1UPは最高127機。今思えばsigned char型の最大だ。)
この無限1UP技、マリオ1で発見されたが、開発者が仕込んだ技ではなかったようだ。
「10機以上になったらサービスで王冠マーク付けておこう」とプログラムしておいたが、
無限1UP技が発見され訳の分からないマークが飛び出してしまう事となる。
そのバグをそのままマリオ2で使うとはさすがだ。
無限1UPがなかったら、さすがに挫折するぐらいの難易度だろう。
当時は8−4の無限ループの解き方が分からなくて何度も死んだ。タイムオーバーで。
無限ループが解けるのは運にたよっていた。長い道が出てくれば解けたということ。
攻略本を所有していて読んだけど、よく分からなかったのだ。
だから当時は8−4が一番厄介なステージだった。そういう状況でよく20周近くクリアしたものだ。
成長した現在。無限ループの解き方は自ら発見した。大人になると考え方が増えるものだ。
地面A→溶岩→地面B→ファイアーバーという構成になっているのだが、
地面Aからダッシュして溶岩を渡って地面Bに辿り着けば無限ループ解除。
当時はいつもジャンプしていたので、引っかかっていた。引っかからないときはプログラム判定ミスの時のみということだ。
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さて、現在プレイした感想。
今になってプレイすると、衰えてるかと思ったけど、全然大丈夫。指は忘れてなかった。
ステージ構成もよく覚えてる。8−4までの最短経路も。
1−1 → 1−2 → 4−1 → 4−2 → 4−3 → 4−4 → (当時はディスク読み込み) →
5−1 → 5−2 → 8−1 → 8−2 → 8−3 → 8−4
だ。マリオ1と比べると長い。4ステージを全部攻略する必要があるから。
あとゲームボーイアドバンスは、手を動かすと画面も一緒に動いてしまう。これが難易度をアップさせている(笑)。
さらに、タイムオーバーよりも電池切れが遥かに怖い。
無限1UPしてても電池切れになると終わり。ワールド8で電池切れになると凹む。ちゃんと充電済みを確認せな。
8−4の無限ループ攻略法が分かった現在、8−4は楽に攻略できるようになった。
難しい面は4−3、8−1、8−3か。
ダッシュジャンプしてポール前の小さな足場にうまく乗って、その勢いでさらにダッシュジャンプ、というのが毎度難しい。
8周クリアして☆が8個になってパラレルワールドに行けるようになった。
タイトル画面で「Aボタン押しながらスタート!」やってみると、開始したのは1−1。
え、なんで!? 8個じゃなかった!?
それでBボタン押しながらスタートを押すと見事にA−1が始まった。
記憶違いかと思ったが、今検索してみると、やはりディスクシステム版ではAボタンを押しながらだったようだ。よし。
パラレルワールドの内容は結構忘れていた。でもプレイしてみるとワープゾーンの位置は見事に覚えていた。
A−1での無限1UPが途中で失敗してしまった。でもステージの様子見ということでそのまま進めることにした。
そのつもりがワープしてDワールドまで来てしまった。残り「王冠P」機ぐらいだ。
D−1をクリアしてD−2へ。D−2の最後に難関が。
ジャンプ台を使って、1マスの足場にのって、そこからダッシュジャンプしてポールをつかめというのだ。
何度も死んだ。この面はまだD−4じゃない、D−2だ。(こいつはピッコロじゃない、ピッコロの手下だ)
たまにジャンプ台が表示されないバグもあった。そういえばこんなバグもあった。
10機ぐらい死んでクリア。残機数もあとわずか。
D−3は異常な難易度。キラーの大群に、ハンマーブロスの大群。どうやってクリアしろというのだ。
残機数の英語表示が終わってしまった。もうあと10機かと思ったら、天の恵みが。表示が「王冠9」となったのだ。
まだ20機ある!!!!!!
しかし、死んで死んで、残り8機で遂にクリア。いよいよラストステージへ。クリアできるのか!?
記憶ではD−4は地上に出たところが難しかったような。
土管に入って地上に出てみると、大風+ハンマーブロス+パックン。
クッパよりも強いハンマーブロスだ。こいつを倒すことはできない。どう避けるか、だ。
ブロスがジャンプするタイミングを計り、その刹那のときに下をダッシュして抜けるしかない。
何度か死んで残り5機。
ブロスを抜けることができた。土管に入ってクッパの偽者登場。
その後に最後のブロスが! もう動きは読んだ。タイミングみて一気にかわす。
さぁ最後のクッパ登場!! クリアできるか!?
こいつ、ハンマーは投げてこない。でも炎は吐いてくる。
炎がたまに見えない時があるから、一気に行こうと力んでしまって、クッパに当たってしまった。
ちきしょーーー!!!ここまで来たのにそれはないで。
あと4機。
のはずが、序盤でヘタレなミス連発してしまい残り1機になってしまった。もう終わりか。
「諦めちゃ全てが終わりだ」という漫画の台詞が出てきた。
しかしドラマのようにうまくはいかんよ。死んで終わりだ。
…地上のハンマーブロスをかわした。
…偽クッパをかわした。
…その後のブロスも見事にかわした。
残りはクッパだけ。
もちつけ、もちつけ。
しかし残りタイムはあと60くらい。
覚悟を決めて突入。クッパをかわして斧を一気にゲット!
劇的勝利であった。デジカメで画面の記念撮影。でも、反射してうまく写らなかった。
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その後、ワープ使わずにA−1からD−4まで通しプレイをしてクリアした。2回目はちゃんと無限1UPの用意済み。
C−3は好きなステージ。スーパージャンプ台を使って、空を飛んで進んでいく。
背景は黒くて地形は雪のように白くて風が吹いていて、夜の雪山のようだ。
あと、9ワールドも初体験した。ワールド1からワールド8まで全て通しプレイすると現れる。
残機数1で始まるとは思わなかった。ここまできて死んだら終わりか。(でもコンテニューできるのかも)
海の中に空があるという幻想的ステージ。9−4には「アリガトウ!」というブロック文字が。こちらこそアリガトウや!